キャピタルゲインと同様に、不動産投資をする上で、絶対に覚えておかなければいけない言葉がインカムゲインです。
このインカムゲインは、キャピタルゲインのように、売却するタイミングで1度だけ得られるものではなく、資産を所有している間は、継続して得ることができる収入になります。
例えば、銀行にお金を預けていることで得られる利息や株式を所有していることで受けとることのできる配当金や、投資信託の収益分配金などがインカムゲインです。
不動産投資の場合には、家賃収入がインカムゲインにあたります。
キャピタルゲインは、インカムゲインと比べて、一度に得ることのできる金額は大きくありません。
しかし、金額だけを単純比較して、優劣をつけてはいけません。
インカムゲインの凄いところは、毎月決まった金額を、所有している期間は継続して受けとることができるということです。
ただし、不動産投資のインカムゲインの場合には、固定資産税などの税金の支払いや、所有している不動産の修繕費用、管理費用などの出費が関係してきます。
また、居住希望者がいない期間は、当然ながら収入を得ることができません。
また土地ではなく、アパートや戸建てなどの不動産は、時間を負うごとに劣化していきますので、資産価値も合わせて減少傾向にあります。
日本経済の動きなどもあり、始めた当初の金額を、永続的に必ず確保できるものではないといった注意点もあるようです。