キャピタルゲインとは

キャピタルゲインは、主に投資の世界で使われてきた言葉です。
自分が所有した資産が、入手した金額よりも高く売却できたときの差額を総じてキャピタルゲインと言います。
その為、株式やFX、仮想通貨、ゴルフの会員権などにもキャピタルゲインは使われています。
もちろん不動産投資においても、頻繁に使われています。
不動産投資でのキャピタルゲインは、購入した金額と売却できた金額を、単純に比較したものではありません。
不動産を購入してから売却できた日まで、かかった全ての費用を含める必要があります。
例えば、不動産を所有していることでかかっていた税金、不動産を管理会社に委託して管理してもらっていたのでしたら、支払った管理費、火災保険や地震保険などの保険料、リフォームしたのでしたらリフォーム代金、その他、大小様々な出費なども含めなければいけません。
また、不動産のキャピタルゲインには、税金が当然かかります。
この税金は、不動産を所有していた期間が5年未満なのか、それとも5年以上なのかによって税率に大きな変化があります。
5年以内の場合には、短期譲渡所得という区分になるため、所得税率が30パーセント、復興特別所得税が2.1パーセント、地方税率が9パーセントとなっています。
これに対して、5年以上の長期譲渡所得は、所得税率が15パーセント、復興特別所得税が2.1パーセント、地方税率が5パーセントと、所得税率と地方税率が、約半分となっています。

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